#oshiro/城郭記
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Author:#oshiro
―城郭数寄者
城郭(最近は近世が特に…)と数寄建築・茶の湯が好きで、各地のお城や茶室を巡っています。中世城郭も好きですが、今は写真メインで巡ることが多く、土造りの城より石垣が築かれた城に足を運んでいます。
[注意!!]元々理系なため、文章がメチャメチャ下手糞です。と、ここで保険をかけておきます。



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小谷城-8/御茶屋
#12 小谷城-8/御茶屋 【小谷編】

番所跡から登城道を7~8分登ると、次の曲輪・御茶屋に出る。


御茶屋

IMG_0806.jpg

>御茶屋
>番所跡のすぐ上にある曲輪で、主郭の最先端に位置する。
>比較的広く、曲輪の真ん中に前後に分ける土塁が見られる。
>「御茶屋」という風雅な名前には似つかない軍事施設である。
(立札より)

>御茶屋
>小谷城主郭部最先端の曲輪である。中央にあるL型の土塁が特徴であるが、
>その内部には小規模な御殿があったと思われる。
>西側の隅には庭が存在したと考えられる。
(現説板より)

曲輪全体を見渡すと、

IMG_0810.jpg
▲御茶屋跡全体

普通の削平地に見えた。これだけではよく分からないので、
奥へ進んでみた。事前に得ていた内容では、上記解説でもあるように
西側に庭跡と中央に曲輪を前後に仕切る土塁があると言う。

中央に行くと、土塁と思われるこんもりした場所に着いた。

IMG_0814.jpg
▲御茶屋跡土塁(東側から見る)

かろうじて土塁跡と分かるレベル。
これでは何だか分からないので、色を付けてみた。

IMG_0814-のコピー

本当に高さがない土塁跡。
少し盛り上がっている感じなので、これなんだろうなぁ~

しかし、この土塁よりも北側(上の写真で言うと赤い部分の右側)に御殿があったのか?
小規模と言っても、内部(北側)は狭すぎる。

ちなみに曲輪の図を出して見ると、

名称未設定-1
▲御茶屋跡と御馬屋跡図(清水谷にある小谷城図から抜粋及び追記)

上図の黄色の○で囲ったあたりが、前述した土塁に当たると思われる。

上の御茶屋跡図は、長浜み~なの曲輪のイラストに近い。
絵を見て分かるように土塁の中央(黄色の○で囲った部分)が開けている。
イラストにはここにが描かれていたが、実際現場で見てみると、
開いているようには感じず、虎口だったとは思えない。

その土塁の開けた部分にある門の両脇には土塁がある、その上にが立っている。
これが土塀だったか板塀だったか分からないが、このこんもりした土塁上に
塀があったと現説には描かれていた。

さらに奥へ進んでみる。
すると、石がゴロゴロ転がっていた。

IMG_0830.jpg

ここが庭園と言われている場所だということに気づいた。
(上図の左にある青い位置)

御茶屋跡北西奥には上にある御馬屋の斜面にかけて巨大な石が
多数転がっている。ちなみにこれは石垣の崩れと言われていて、
上にある曲輪・御馬屋の先端部を見ると、

IMG_0825.jpg
▲御馬屋先端部

少しだけ石垣が見えた。これでは分からないと思うので、拡大してみると、

IMG_0827.jpg

確かに石垣がある。

なので、この庭園遺構が石垣遺構とも言われるのは、このせいだと思われる。
しかし、現地説明板にある曲輪のイラストには石垣で固められていた
ようには描かれていないし、解説でも触れられていない。

江戸時代以来この名がついているのだが、この名前のせいで
庭園遺構と思われているのではないんだろうか。
本当に庭園遺構なら小谷城絵図に御茶屋という名前がある通り、
茶室などがあったかもしれないが、実際は分からない。
名前が一人歩きしている可能性は高いかも…

江戸時代に描かれたお城絵図なので、勝手に書き手がお城には
山里曲輪の類で御茶屋があったと思い込みで書いたのかなぁ~
って思ってみたりした。

もしくは、本来は御茶屋として機能していたが、後々元亀争乱時に
軍事色が強い曲輪へと改修されていったとも考えられるかも。
なぁ~んて想像が膨らむ。

さてさて、次回はこの上の曲輪・御馬屋跡へ


To Be Continued...



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